当寺は、永享九年(一四三七年)に
智泉上人により開山された、
阿弥陀如来を御本尊とする寺院で、
薬師如来坐像(東郷町指定文化財)や
十一面観世音菩薩像(城東西国三十三観音霊場七番札所)も
お祀りしています。
宗派は、浄土宗西山禅林寺派【宗祖:法然上人、
派祖:西山上人、総本山:禅林寺(永観堂)】に属しています。
私たちは、同宗派の信条に則り、
阿弥陀如来に帰依し、そのお慈悲を深く信じ、
悦びのお念仏(南無阿弥陀仏)を称えるとともに、
佛様の御教えを暮らしの中に
生かして人々と和合し、社会に貢献することを信条としています。
今日まで三十代にわたり法燈が受け継がれ
壇信徒や地元の方の確固たる擁護のもとに
隆盛を続けてきました。
宗祖法然上人の遺徳を偲んでお勤めします。
涅槃図の前でお釈迦様の遺徳を偲んでお勤めします。
お釈迦様の誕生日をお祝いするお参りです。
誕生仏に甘茶をかけてお勤めします。
餓鬼への施しを通じて先祖供養を勤めます。
位牌堂に安置されている檀信徒各家先祖代々の追善供養を勤めます。
1年の感謝を込めてご本尊に奉加料を奉納してお勤めします。
1年の締めくくりの法要後、梵鐘を鳴らします。
檀信徒の要望に応じ、葬儀、年回忌法要等各種法要、供養を勤めています。
当寺は共にお念仏を悦べる新しい檀信徒を募集しています。加入をご検討頂ける方は気軽にお声がけください。
現在の御堂は、安永7年(1779年)の再建を経て、昭和45年に鉄筋2階建てとして新築されました。1階が檀信徒会館、2階が本堂です。
平成23年には耐震工事を行い、安心安全な道場となっています。
本堂には、正面に御本尊阿弥陀如来と観音菩薩、勢至菩薩の各御像が安置されています。正面向かって左側には、薬師如来坐像や三如来像が安置され
ています。薬師如来坐像は、鎌倉時代の作といわれ、高さ約1メートルの木彫り坐像で、東郷町の指定文化財にされています。
左から勢至菩薩・御本尊阿弥陀如来像・観音菩薩
本堂は、最大で250名収容でき、冷暖房も完備しています。
年中行事や一般葬儀、法要で使用しています。本堂裏には控室を設けており、葬儀の際にご遺体を安置する場所やご遺族控室として多目的に利用されています。
幅2メートル、高さ 3 メートルの画面いっぱいに
釈尊の涅槃の様子が色彩で描かれています。
毎年の涅槃会の際に祀っています。
釈尊の涅槃の様子
1階の檀信徒会館の位牌堂には、200余の檀信徒各家先祖代々のご位牌が過去帳とともに安置され、毎年11月に全体法要を勤めています。位牌堂も
冷暖房完備で最大150名収容でき、主に年回忌法要や家族葬で利用されています。位牌堂のとなりには控室が設けられており、葬儀法要の際のおと
き等として利用されています。檀信徒会館にはその他会議室、炊事場やお手洗いが設けられています。
十一面観世音菩薩像が安置されています。十一面観世音菩薩像は、鎌倉時代の慈覚大師の作といわれ、頭上に11化仏が生じ、高さ約1メートルの
立像です。普段は厨子内に安置されており、3年に一度御開帳しています。当寺は、城東西国三十三観音霊場の7番札所となっています。
三十三観音
山門の2階部分に梵鐘が設置されています。
梵鐘は、葬儀や除夜会で使用しており、大晦日には大勢の方で賑わいます。
鐘楼門
当寺から徒歩10分ほどの場所に当寺が管理する傍示本墓苑があります。500余の墓地区画が存在する広大な墓苑で、現在は当寺の
檀信徒に限定して墓地を使用することができます。また、墓地を守れない事情のできた方のために墓苑内に永代供養塔を新設し、当寺の
檀信徒の方に限定してご利用いただいています。毎年8月に施餓鬼会を勤めています。
永代供養塔
住所:愛知県愛知郡東郷町春木字中通屋敷1287
名古屋方面
国道153号「牛廻間」を右折、
「和合」交差点を右折。
国道153号を下りてから約5分。
豊明方面
県道57号「深家」を右折し、約1分。
駐車場/50台完備
お問合わせ:0561-39-0721